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バトルフィールド コアフィードバック
スペシャリスト

 

プレイヤーの皆さん、こんにちは。

本日は、「Battlefield™ 2042」のスペシャリストたちを通したプレイ体験を改善するための設計と計画について、現段階で決まっていることを簡単にお話します。

皆さんから寄せられたフィードバックは3つの主要トピックに相当しており、既知の問題部分や今後の設計においてどのように反復調整していくかについて、今回ご紹介したいと思います。

兵科の独自性

皆さんからいただいたスペシャリストに関するフィードバックの中で最大のポイントとなっているのは、現在の設計では、兵科(クラス)の独自性が失われ、以前に比べ「Battlefield」での役割が明確に定義されていないように感じられるという点です。

「Battlefield」での役割を以前のようにより明確に定義し分かりやすくするために、スペシャリストたちを4種類の分かりやすい兵科に割り当て、それぞれの兵科が使用できる装備の見直しを行っています。

突撃兵:マケイ、サンダンス、ドーザー
援護兵:エンジェル、ファルック、シーズン2のスペシャリスト
工兵: リズ、ボリス、アイリッシュ
偵察兵:キャスパー、パイク、ラオ

ゲームの中で現在アイリッシュは「Battlefield™ 2042」の工兵の兵科に属していますが、現在の装備システムでは、ゲームプレイを拡張して、彼に別の役割を与えることも可能になっています。例えば、アイリッシュは医療箱を使うことで他のプレイヤーを回復することができます。つまり今日ラウンド中に彼に遭遇しても、乗り物の支援や対戦車の役割を果たすための装備を身に着けていない可能性もあります。

この自由性によって、自分の役割への取り組み方を自分で決めることができますが、同時に「Battlefield」において工兵であることが何を意味するかを再定義する機会とも言えます。結果として、これは敵プレイヤーと遭遇した際にそのプレイヤーについて判断する、または味方と目標を攻略する際に仲間から何を期待するのかを理解する弊害となっているのです。

私たちは、装備の自由性が「Battlefield™ 2042」のゲームプレイにおける重要な部分だと考えています。しかし、同時に兵科の独自性は「Battlefield」のコア要素であり、皆さんの多くが望んでいることだということには同意します。

これを実現し、兵科の独自性をより明確にするために、兵科ごとに使用可能なガジェットと装備の範囲を改変するつもりです。つまりこれは、「Battlefield™ Portal」で現在使用可能なガジェットをいくつか導入して、使用可能なコンテンツのプールを拡大するチャンスと言えます。これらの詳細な設計プランはまだ未確定であり、最終案ではありませんが、私たちがこれまでに確認した皆さんからのフィードバックに基づく方針を理解していただく上での参考になると考えています。引き続きお読みいただければ、私たちの思考プロセスをご理解いただけると思います。

兵科装備

オープン・ガジェット・システムを別の用途で使用し、特定の兵科でプレイする際に選ぶことができるガジェットの種類を制限します。例えば、キャスパーは偵察兵で、今後もそれが変更になることはなく、毎回投入ビーコンを使って出撃します。キャスパーは、T-UGS、近接センサー、そしてその他の偵察兵用ガジェットの中から装備を選択できるようになり、医療箱のような援護兵用ガジェットは選択できません。援護兵用のガジェットは、エンジェルなどの援護スペシャリストのみが使用できるようになります。

今回ご紹介する新要素の一つが「兵科装備」です。プレイする兵科を選ぶと「兵科装備」が固定され、その兵科に属する兵士としての務めを果たせるようになります。兵科が変更になることはないため、あなたは何ができるのかを仲間はいつも把握していられるようになります。工兵は損傷した乗り物をいつでも修理することができ、突撃兵はいつでも前線を推し進めることができます。スペシャリストと装備の選択により、皆さんの役割をどのように特化させるのかを次で説明します。

兵科装備(常に使用可能)

突撃兵:医療ペン
援護兵:除細動器
工兵:リペアツール
偵察兵:投入ビーコン

兵科ガジェット(1つ選択可)

突撃兵:スモークグレネードランチャー、C5爆薬、IBA装甲板
援護兵:弾薬箱、スモークグレネードランチャー、医療箱、M18クレイモア
工兵:対戦車地雷、無反動M5、FXM-33対空ミサイル、FGM-148 ジャベリン、EODボット
偵察兵:T-UGS、近接センサー、SOFLAM、C5爆薬、トレーサーダーツガン

投擲武器(1つ選択可)

突撃兵:フラググレネード、スモークグレネード、焼夷グレネード
援護兵:フラググレネード、スモークグレネード、EMP、焼夷グレネード
工兵:フラググレネード、スモークグレネード、EMP、焼夷グレネード
偵察兵:フラググレネード、スモークグレネード、EMP、焼夷グレネード

このシステムでは、キャスパーは投入ビーコンを持って出撃することができ、分隊またはボリスでプレイしているチームメイトに強力な支援を提供できるSOFLAMを選択することができます。ボリスはリペアツールを使用していつでも出撃することができ、無反動M5を装備することが可能です。これは、これまでの装備設定ではできなかったことです。スペシャリストの柔軟性に関する皆さんからのこのようなご要望に喜んでお応えします。また、兵科に基づくスペシャリストが使用できるガジェットの範囲を拡大するため、一部の「Battlefield Portal」のガジェットを導入することも積極的に検討中であることにもお気づきでしょう。

これらすべての変更をまとめ上げ、ゲーム内の様々なメニューと画面を改変します。そうすることで、兵科を目立たせ、プレイするキャラクターや装備を選ぶ際に最高のゲーム体験を提供できるようにします。

さらに、武器について、そして兵科の装備に関してどのような取り組みをしていこうと考えているかをお話します。本作のこの部分に関しては、現状のままで申し分ないと考えています。

このゲームは、皆さんが自分のプレイスタイルに合った武器を自由に選択してプレイできてこそ、最高に楽しめるのだと確信しています。ボリスとして進路を確保したいときに長射程の武器が持てなかったり、パイクのプレイヤーがもっと攻撃的なプレイスタイルをしたいのにアサルトライフルを装備できなかったりといった設定にはしたくないと考えています。

ここで皆さんに質問をしたいと思います。

以下の点に関するフィードバックをお聞かせいただければ何よりです:スペシャリストたちは現在、適切なクラスに分類されていると思いますか?どのガジェットおよび投擲アイテムが各クラスの装備として使用できることを期待しますか?最後に、兵科の独自性を強化するにあたり、スペシャリストに対してどのような変更を期待しますか?

Battlefieldフォーラムには、皆さんの意見やフィードバックを共有できるスレッドが用意されています。「Battlefield」コミュニティーのさまざまなハブでの会話をモニタリングし、シーズン2中に皆さんにお寄せいただいたフィードバックや、それを受けてどう対応していくかをお話します。

ここで意見をご共有ください。

スペシャリストのゲームプレイとバランス

他の部分としては、ゲームプレイについても皆さんからフィードバックをいただいていました。これは各スペシャリストが「Battlefield」でどのように動き、どのように感じられるかと、パフォーマンス面でどのように匹敵するかに関係します。

スペシャリストは特定の条件下において、他のスペシャリストよりも強くなるように設計しています。例えば、サンダンスは他のスペシャリストよりも機動性が高く設計されており、前線戦において最も攻撃的な選択肢の一つとなっているため、最も選ばれているスペシャリストとして注目されてます。

対して、ボリスと彼のSG-36 セントリーガンは、防衛を行うのにより効果的で、ポジションを押さえ、進路をコントロールするように設計されています。特定のアビリティについては引き続き見直しを行っていく予定ですが、私たちはすべての戦闘において常に明確な戦闘上のアドバンテージがもたらされないかぎり、一定の条件下においてなら、あるスペシャリストが他のスペシャリストより有利になる要素があってもいいと感じています。

サンダンスは、現在私たちがこれについて上手くいっていないと感じる点の代表例です。サンダンスは「Battlefield」で高い移動能力を持っていますが、ここ数か月、サンダンスのウィングスーツとスペシャリスト・ガジェットは、常に見直され続けてきました。現在、グレネードベルトはエリアへの敵の侵入を防ぐのに有効ですが、役に立たない戦闘アビリティとしてしばしば見なされ、満足感を与えるというより、不満を抱かせます。

皆さんからのフィードバックを確認した結果、現在のスペシャリストのラインナップは、「Battlefield」でバランスの取れたゲームプレイをするために皆さんが各兵科に期待しているものと必ずしも合致していないということでした。スペシャリストには幅広いアビリティがありますが、スペシャリストが最も効果的な場面を把握し、いつ切り替えた方が良いのかを見極められるように改善していきたいと考えています。

引き続き、全スペシャリストの専門技能と特性のバランスを維持することを検討していきます。スペシャリスト間のバランス変更において、どこに焦点を当てるべきか、皆さんのご意見をお聞かせください。フォーラムでの投稿をお待ちしています。

ナラティブ

苛烈な異常気象、資源不足、世界的な戦争により、「Battlefield 2042」の世界は壊滅的な変化を遂げています。私たちは、各スペシャリストが外見や発言の点において現実世界から乖離していて、彼らの周りで起こっている生死の出来事と矛盾しているのではないかというフィードバックを受け取ってきました。そして皆さんは、これに対する変更をすでに体験し始めています。

アップデート1.2にて、スペシャリストの新しい外見を導入し始めました。外見に関するさらなる修正については、今後数か月の間に適用する予定です。

また、シーズン1の早い段階で、ラウンド終了時に流れていた音声のくだりを無効にし、ゲームをプレイ中の皆さんに聞いていただきたい口調をより的確に表現した新たなボイスオーバーを録音しました。さらなる変更に向けて現在も作業が続けられています。ゲームのアップデートで導入できる日が近づきましたら詳細をお知らせします。

また、ゲーム体験全体と、スペシャリストがどのようにインタラクトし、どう「2042」の世界に対して反応すべきかという私たちの期待がさらに合致するように、アニメーションや、姿勢、表情の改善に取り組んでいます。

スペシャリストの変更はいつ適用されますか?

これまで皆さんからいただいたフィードバックに基づき、ゲームに兵科を導入するため、現在多くの労力を注いでいます。皆さんからどのような部分を優先的に変更していくべきかについて、今日以降もご意見をいただければ幸いです。

私たちが思い描いている兵科システムをシーズン3中に「Battlefield 2042」へ導入することを目指し、今年の後半に適用します。これらの変更は、シーズン3の後半にもアップデート3.2の一部として導入することを目標としています。しかし、これは初期の進捗状況に基づく大まかな推測です。もっと早くゲームに導入できるようであれば、シーズン2中に皆さんからいただいたフィードバックのフォローアップをする際に、必ずお知らせします。

今後の動きは?

本日、私たちは皆さんにいくつかの質問を投げかけました。Battlefield公式フォーラムに、ぜひ皆さんの考えや回答をお寄せください。もちろんTwitterRedditDiscordなどに投稿されたコメントにも目を通します。

そして最後に、私たちがこのトピックについて考えをまとめ、最善の方向性を見極めるまでの間、お待ちいただいたことに重ねてお礼申し上げます。兵科をゲームに復活させるという提案は、私たち全員にとって、さらなる前向きな一歩であると確信しています。また、これらの変更をもっと早く準備できなかったにもかかわらず、多くの皆さんに「シーズン1:ゼロ・アワー」を楽しんでいただいていることに感謝しています。それでは、皆さんにシーズン2に参戦いただけることを楽しみにしております。

それではお楽しみください!

Freeman // @PartWelsh
Community Lead, Battlefield

 

本告知はコミュニティーからのフィードバックと、ライブサービスとコンテンツの開発・進展に伴い変更される可能性があります。開発チームでは、コミュニティーへの最大限の情報発信に努めています。